大量にあったグッズを整理して気付いたこと

人生のヒント箱

去年の9月頃から、数回に分けてグッズ整理をしていました。
グッズを買い取ってくれるサービスやフリマアプリを活用しながら、少しずつ進めていったものです。

全部あわせると、段ボール数箱分くらいのグッズを手放すことになりました。
とはいっても、全てを手放したわけではなく、お気に入りなものだけは今も残しています。

この整理を通して、物だけではなく、”好きとの向き合い方”も少し変わった気がします。

推しグッズを集めるのが楽しかった

私はゲーム大好き二次元オタクです。
グッズをとにかく集めてた時も、そして今もです👍

推しができると「推しが毎日尊い!」はいつものこと。

何よりグッズ収集が楽しかったんですよ!
アニメグッズの店、中古ショップ、通販……
そこで推しグッズを見つけると嬉しかったんです。
天気が雨でも雪でも関係なくグッズショップを見にいったのはいい思い出ですね。

あとは痛バへの憧れがありました。
好きな作品のイベントに行った時、推しグッズで彩られたバッグを持つ人を何人も見ました。

「そのキャラを“推してる人”になれる。なんて素晴らしいんだ!」

……と感激してました。
痛バを作るためにも、更にグッズ集めは加速していったわけです。

少しずつ違和感を感じ始めた

心躍る日々は続く……それはそれは長く続きました。

時が経つこと約4年。

気付けばグッズはかなりの量になっていました。
痛バのための必要数はゆうに超え、
グッズを棚に飾って作った祭壇の圧がすごかったのを覚えてます。
「好きはなんぼあってもいい」とは聞きますが、さすがに度を超えていたと気付きました。

祭壇に使っていた棚は日用品も置いてたので
それを取りたい時にグッズがあるのがちょいストレスになることも。
「心を癒すはずのグッズでストレスを感じるってどうなの!?」
既に管理が大変になっていたことが分かります……。

何より、グッズ1つ1つを大切にできていないことが1番つらかったです。

自分では「好きだから買っている」と思っていました。
でも気付けば、それは知らないうちに衝動買いになっていたのかもしれません。

買った瞬間の情熱だけを、消費していた。
そんなふうに思いました。

「お気に入りだけ残す」に変えた

そして整理が始まりました。
残すものは「お気に入り」だけ。それ以外は手放そうということです。

祭壇に並べたアクスタ、痛バに使ってた缶バッジやカード、管理しきれず眠っていたキーホルダーやクリアファイル……
あげるとキリのないグッズたちを、机に並べて分類しました。しまくりました。大変でした🫠

整理が終わり、「お気に入り」として残ったのは、こんなグッズたちでした。

・イベントに連れていったぬいぐるみ
・今見ても好きな絵柄のキーホルダー

手元に残したのは、こういったグッズ数個だけです。

「なんでも欲しい」より、「本当に好きなものを見つめたい」

自分の「好きとの向き合い方」が定まった、大きなきっかけでした。

また、ここまで大量に整理をしてみると、自分の考え方にも変化がありました。

「新しいものに目移りしそうな時ほど、今手元にあるものを見つめたい」

グッズはもちろんのこと、グッズ以外の物にも通じる考え方だと思います。

整理して変わったこと

変化したのは自分の考え方だけでなく、生活もでした。

まず、部屋の快適さが上がりました
グッズが減ったことにより、物の整理や掃除がしやすくなりました。
「片付けしよう」「掃除しよう」は物を動かすというのが必要になる場合があり
この時に動かすものが少ないだけでラクさが全然違いました。物の量って大事なんだな……。

祭壇の圧もなくなりました。
今でもグッズは並べてますが、圧迫感がすごかった頃に比べるととてもすっきりしてます。
「推しへの愛がたくさん詰まった祭壇」も否定するつもりはこれっぽっちもないのですが(むしろ良さはめちゃくちゃ分かる)
「お気に入りだけが少し並ぶ棚」が、今の自分には合うなと思ってます👌

あとは、選択肢が減ってラクになったのもあります。
例えば「今日は推しのグッズをカバンにつけていこう」となったとします。
これがすぐ決まる。

グッズをたくさん持っていた頃は、痛バのカスタムや「今日はどのぬいぐるみを連れていこう?」と迷う楽しさもありました。
でも私は、それが次第に「めんどくさい」に変わってしまっていたんです。
管理しきれない量だったから選ぶのもちょっと大変だったんですね。

だから「今日これにしよう」がすぐ決まるのが嬉しいわけです。

生活の変化と共に、先ほども上で少し触れた考え方の変化ももう1つありまして。
「こういうオタクであるべき」も手放せたなと思ってます。
かつて憧れた「痛バ作りたい」「”推してる人”になりたい」って、楽しいことではあるんですよ。本当に夢中になれてしまう。
でもこれ、自分の価値観での判断じゃなくて、外側から影響されてやってることでもある気がしました。
自分の楽しみたい気持ちからズレる可能性もあります。
だからこそ、「自分はどう推し活を楽しみたいのか」を考え直せたのもよかったです。

「お気に入り」を少しだけ持つ

グッズをたくさん集めまくって、多すぎることに違和感を感じて、整理しました。

でも、グッズを集めていた時間に後悔はありません。
とても楽しかったです。

あの状態があったからこそ、今の気付きも得られたのだと思います👍

グッズを整理している時は、部屋がすっきりしていく嬉しさと同時に、寂しさもありました。
上ではあまり触れませんでしたが、整理していた時期は、ちょうど自分の好きな作品が移り変わっている時でもありました。
「これだけグッズを集めるくらいに好きだった作品。嫌いになったわけではないけど、自分の熱が落ち着いてしまったことが寂しいし悲しい」
そんな思いが、ずっとあったんです。

でも、熱が落ち着いたからこそ、こうして整理ができたのだとも思っています。

むしろ「お気に入り」だけを残したことで、「特に思い入れのあるもの」と一緒に、ほどよく思い出を抱えながら進んでいける。
そんな形にできた気がしています。

好きの形が変われば、人もゆっくり変わっていきます。
気持ちも、ゆっくり整理していけばいいんです。

自分にとっての「お気に入り」を少しだけ持つ今の形、結構気に入ってます。

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